夜勤病棟･弐

概要

メーカー　M no Violet
発売日　2004/1/15
原画　森田和明、須賀清
シナリオ　うりうちひろ
CAST
野神奈々(風間愛役)、浅野麻理亜(小之原香蓮役)、岩田由貴(手塚咲雪役)、
須本彩名(野上涼華役)、北条明日香(金城璃瑠役)、御影由宇(七瀬恋役)、
星置薫(神宮寺成美役)、郷野三郎(比良坂竜二役)

キャラ別感想

□風間愛
知らない。声だけは良し。

□小之原香蓮
一番楽しめたキャラでした。未知のゾーンも体験させてくれて感謝。基本的に整形を除くどのシチュー良かったけど、特に良かったのは整形前の1段階目、2段階目、それと九羽原をハメようとして逆にお仕置きされたシチューかなぁ。ただ、潔癖症を粉々に打ち砕いた感触は大いにあったのに、それと九羽原に従うようになったことが結びついていなかったのは違和感ありました。この人が壊れた時の自暴自棄にも似た叫びがもう最高。

□手塚咲雪
弟絡みのイベントが結構面白かったな～。

□野上涼華
途中で九羽原が涼華に求めるものが変わる前なら最高だったのに。何も知らないことをいいことに、何でもアリなことをやっていたのが良かった。ロリータについて九羽原が真面目に解説していたのには笑う。他のキャラと違って九羽原が、これからどう成長していくのかワクワクしながらやっていたのが楽しかった。

□七瀬恋
前シリーズで既に育成完了しているので今さら楽しめるところもなし。まだ、改リョーの対象になっていたのならわからなかったけど、それすらもないのだから語ることはなし。

まとめ

とりあえず一番楽しめたのは香蓮。次点は涼華かな。まぁ、恋愛姉妹を抜かせばみんな普通に良かったのですが。個々のシチューを見るとかなりゾクゾクするものが結構あるのに、そこに至る過程があまりにもお粗末すぎたのが勿体無い。まず、特別ナースとして選ぶ段階からして燃えるものがない。主人公が容姿もカネも名声も実力も表の性格も全て完璧に良いので、香蓮以外のキャラがほとんど疑問に思わずに、思っても彼の巧みな言いくるめによって丸め込まれたのがその原因。これが軟派系のゲームや強制攻略系のゲームのように、自分のいい方向いい方向に持っていくのが主目的なら特に問題はないのですが、やはり夜勤のような策略攻略系のゲームは相手から寄ってくるようセッティングするのではなく、こちらから攻めて相手が嫌がってどんなに抵抗してもそれがまったく意味がない、または、抵抗する気力すら起こさせないように相手を追い詰めるのが方向としてはマッチすると私は思うので、そういう意味では相手を墜としていく過程は物足りなかったなぁ。せっかく決定的な弱みを握っているのにほとんど活用しなかったのも気になりました。それと、各段階と段階の間でキャラの九羽原に対する従順度やそのキャラ自身の体性への自覚度のギャップがありすぎ。特に2段階目から整形を行う3段階目(というか何故たかだか整形するだけで1段階浪費しなければならないのだろう。この程度なら強制イベントで済まして欲しかった)、そしてそこから4段階目に入るともう明らかに九羽原に従わざるを得ない状況になっているのが唐突でした。日常の移動で好感度を上げているときに色々な感情が交錯しているのかもしれないけど、プレイしているこちら側にはそのようなことはわかるはずもなく、決定的な瞬間が見られなかったのが本当に残念でした。勿論香蓮のように相手のプライドを砕いた瞬間というのはあったけど、あれほど嫌がっていた九羽原に従うようになった経緯がすっ飛んでいましたし。それでも香蓮の場合はまだ、あれだけ徹底して叩かれていたので上記のように抵抗しても無駄だという思考が働くけど、他のキャラは基本的に九羽原に好意を持っていたから何というか拍子抜けさせられました。九羽原も一般的な価値観からすれば充分変な人ですが、他のゲームの変な人から比べれば綺麗というかスマートだったのが痛い。変にいやらしくないのですよ。若いのだよね～。もう少し泥臭さが欲しかった。後、計画通りにいかないと直ぐにキレてしまったのが冷める。いや、キレる反応は大いに笑えるのですが、流石に子供っぽくて微妙。でも、何度も言うように一つ一つのシチューの結果は大いに満足でした。ただ、それを繋げるプロセスに納得がいかないだけで。聖水とカレーに関しても私の知らない楽しみ方を知ることが出来ましたし。CGの構図が似通ったものが意外と多かったのが目に付きましたけど。

2004/2/16 Mon.

プレイ感想記

2004/2/11 Wed.

院長から計画を説明されるところまで進む。まずは品定めの段階ですな。主人公の容姿が不細工ではないので、相手を徹底的に貶めようとする負のエネルギーを初期状態で持っていないことが心配だったのですが、何もしなくともあるいは少し好意的になるだけで、相手が引っ掛かってくれるので、これはこれで相手の好意を裏切ってギッタンギッタンにぶちのめす楽しみがあります。観察眼も高いようで細かい所に目がいくな～、と思っていたら少し冷静さが足りないようです。計算高いからうまくいっているときはいいけど、少しでも計画が狂うと我を失って相手に当たるのはちょっと情けない。まぁ、そのおかげで愛を強制攻略出来たわけだけど。うむうむ、やはり未経験者の悲鳴というのは聞いていると笑みがこぼれます。とりあえず、他の娘も見るに前情報から気に入っていた香蓮は潔癖症の上百合属性まで持っているようです。これは壊す時が楽しみです。それともう 1人気になったのが涼華かな。この天然電波をどう改リョーしていくのかは興味あり。自力で進めるのは面倒なので攻略ページを見ながらいきます。それにしても、私の環境だと表情変化するのにも2,3秒かかるのはどういうことか。

2/12 Thu.

ブヒャ。愛と香蓮を改リョー2段階まで進める。いきなりですが、愛はいらないな～。こちらが何をしなくとも恋を引き合いに出せば勝手に好意を向けてくるから、嫌がっていてもどうも完璧にそうではないから盛り上がらない。恋の代替品として扱うことで嫌なことをされても愛の気持ちを自分に向くようにしているわけだけど、それは相手の弱みを握って抵抗出来ないようにしているわけではないからなぁ。しかも何故だか九羽原は彼女の体性を見つけようとしないし、もう2段階まで来ているのに未だに初歩的玩具で遊んでいるからつまらない。ただ、嫌がる時の声だけはかなり私好み。そんなことより香蓮の方ですよ。やはり相手のプライドを根本から崩すのは爆笑ですな。モップか生ゴミかはかなり悩む選択だ。絵的にはモップですが。いやもううろたえぶりが最高。2段階目の、九数個で拡張→聖水で洗浄→他人のカレー挿入→めでたく人間便器完成→おむつ装着と来て外に出るかもしくは足で踏みつけるかの選択肢を迫られる流れは堪らないな～。本当なら聖水で洗浄の前にカレー挿入をしようとして本気で嫌がられて、一時的にそれはやめようとなったら香蓮が本気で、ありがとうございます、ありがとうございます、と感謝してきたのには大爆笑。当然の如くその後直ぐに↑のプロセスを得るわけだけど。美味い美味すぎるよ。好感度を上げるためには院内散歩なわけですが、これだと人前でいじる楽しさはあっても噴火することはないので少し物足りず。それに対し足で踏みつけは強制噴火だから相手の必死さがモロに伝わる。院内散歩だと噴火時のCGはないのだけど、こちらだときちんとあって効果音もリアルで視覚的にも聴覚的にも愉悦に浸っていました。ただ、こちらも愛と同じく相手を墜としたと感じられないのが残念。弱みは握っているのに、どちらかというと相手からこちらに来なければいけないような状況をわざわざ作るのがまどろっこしいかな。それと院長と香蓮の関係を断ち切るのに九羽原の所有物だとなっていたけど、今までの改リョーで潔癖症は崩したけどそこまで屈服させたまではいっていないように感じていたから違和感があり。百合属性は思ったほどいらないでしょう。後、愛と違って嫌がる時の声がどうも滑稽に聞こえるのだよな～。まぁ、もう慣れましたし、噴水･噴火時のもうどうしようもないという感じの呻きにも似た発声は良いのですが。聖水はカレーと違っておいしいデザートのようなものだ、う～ん、けだし名言。
さらに進めて愛、香蓮の整形完了、咲雪は第2段階、涼華を前段階まで行く。整形はあまりよくなかったな～。全身麻酔をほどこしたら意味ないですよ。せめて局部麻酔にして自分がどう変えられるのかを直視させるくらいのことはして欲しかったなぁ。それと香蓮の整形も下底輝を仕込んで自分の意思で噴水噴火が出来るようにするのは、私の嗜好とは外れるかな。私は噴水噴火それ自体が好きなのではなく、それが意思が働かないところで強制的に行われることによって相手に屈辱的に恥ずかしい思いをさせる精神的苦痛を与えるからこそ好きなわけで。でも、味覚麻痺は結構面白そう。この結果は次段階ではっきりするでしょう。それにしても咲雪と涼華を攻略していく過程はまた好意をうまく利用していくものですか。これで墜とすのはその後に圧倒的な力でねじ伏せる行為があればこそだからな～、嬉しがってもらったら困るのだけど果たして。ただ、まったく興味が無かった咲雪の体性は案外面白そうだし何より体つきがそそられるもの。公開処刑や16代米大統領は以前はそれほど好きではなかったのですが、いつの間にやら余裕で構えられるようになっていた自分に驚き。涼華はその存在自体が背徳感を漂わせているのでどう改リョーしていくのかは期待。

2/13 Fri.

それぞれの個別ENDを見る。あれだけやっておいてENDCGが割と控えめなのはどうなのかなぁ。シチューとして良かったのは涼華くらいでした。前回、香蓮の整形に私は乗り気ではありませんでしたが、その働き振りを見ると速攻で前言撤回したいと思います。まさか、比喩ではなく本物の人間便器になるとは愉快痛快。なるほどここで味覚麻痺が役に立つわけですな。それと下底輝も香蓮の意思で行えるようになっていたかと思ったけど、香蓮は仕込まれたこと自体に気付いていなかったので、戸惑いながら勝手に噴水噴火させるシチューは良かった。咲雪の整形は本来の主旨から少し外れたような気もするのだがなぁ。確かに効果はあるだろうけど、わざわざ牛にする必要はなかったかと。これよりは弟の前でNTRを実行するシチューのが断然おいしいわけで。いやはや、咲雪の方はこれでも充分よろしい場面でも、弟の方はショック極まりないですからね～。楽しませて貰いました。涼華は整形するまでは良かったなぁ。いや、九羽原の考えることはわかるけど私は賛同はしかねます。それでも刺身を一番搾りで食すのは満腹でしたが。後、証を再生させたことはマジで九羽原は凄いと思いました。それよりも、整形に入る前の検査とか治療という名のいじくりの方が楽しかったのは事実。途中から大人の快感を教えることから痛みを快楽に変える方向に進んだのが頂けないのだけどね。個々のシチューは申し分無かったのに目的がそれになっていたので勿体無い気もしました。まぁ、ファイバースコープよりはBaですな。2段階目の催眠赤ちゃんプレイガラガラドッキング→ すべり台でメスor尻叩き→ビデオでリアルタイム鑑賞の流れは、いくら無感情の涼華でも感情を出さずにはいられないという状況を作った点で中々の満足度。けれど、相手が所詮涼華なのでビデオを使っても反応がようやく出るくらいなのが寂しい。これなら香蓮のときの自爆録画の方が面白かったな～。それと相変わらず比良坂先生は落ちるのが好きなようで。

2/14 Sat.

CGフルコンプのためBADEND、ハーレムEND、恋ENDを見る。ハーレムENDは全然ハーレムではないですね。結局、特別病棟のナースが出来上がっただけですか。それよりも恋ENDの方が問題。何ですか、この腐ったENDは。私は純愛ゲーをやっているのではないのですよ。大体、改リョーも出来ないのにここまでメイン扱いに普通しますか。そのまま人形のままでいればいいものを、何で安っぽい奇跡で復活するかな～。正にハァ? ですよ。元々このゲームに純愛系が多少なりとも入っているのならまだしも、純の一文字すら出て来ないノリなのに、最後の最後でこのゲームの根本を否定するようなことをされると興ざめなのですが。もう萎えまくり。スタッフロール後に参に繋がる雰囲気を醸していましたが、はっきりいって逆効果。確実に比良坂先生は使えないのだろうし、というよりこの弐自体何だったのか。あれですか、私は九羽原先生の恋に対するある意味純粋ともいえる気持ちに突き合わされただけですか。

2/15 Sun.

休日呼び出しのイベントを見てとりあえず終了～。涼華と咲雪を同時に呼び出すシチューを抜かしているのですが、条件を整えるのが面倒くさいのでこの1シーン以外のCGをコンプしました。やはり私を楽しませてくれるのは香蓮だけですな。何故なら必ず聖水ネタが絡むので。涼華もそうだったけど香蓮には敵いません。