概要
メーカー Leaf キャラ別感想
□スフィー
□リアン
□結花
□牧部なつみ
□高倉みどり まとめ お気に入りはリアン、結花、なつみちゃんの実質3強。それぞれ可愛さのベクトルが 別次元なので一概に比べられません。それでも総合して考えると頭半分抜け出ているのは なつみちゃんかな〜。スフィーに関しては本当に勿体無いと思います。もう少し独立した イベントがあれば。それにスフィーだけ恋人になる時期が12月と遅いので後が詰まった ような流れになったのが可哀想。他のキャラは大体10,11月で(攻略はしていなくても)恋人 という関係まではいきますから、その後じっくり事件発生→処理が出来るのでその差が 大きいですね。スフィーとのイベント会話が少なかったのもあります。結花とリアンは ハニービーに毎週通えばいろいろと会話できますし、なつみちゃんは五月雨堂に通うよう になってくれれば一週間に一回は会話が出来るのに、スフィーとの会話は回数は多いけど そのほとんどがイベントに関係ない共通の事柄(骨董関連やレベルの上下における体型 の話)。そういえばみどりさんも会話を積み重ねていくシナリオではなかったから、多分 この辺が2人の感想を、恋人になる過程が唐突と述べたことに繋がっているのかも。 全体的にはとても楽しいゲームでした。クリアーしてから気付いたことなのですが、 意外とイベントCGが少なかったようです。スフィーが一番多いとはいえその半分は攻略 CGなので、他のキャラも攻略CGに3,4枚は使っていて、日常イベントCGは驚くほど 少なかったようです。ただ、私はプレイしていて全然その少なさを感じていませんでした。 経営パートが日常に組み込まれていて勘違いをしていたというのもあるでしょう。それ でも、普通の立ちCGによる会話だけで充分に進められていたことに感嘆します。その ためには、会話内容が楽しいのも勿論ですし、キャラの個性を出すのがうまいなぁ、と 感じました。
2003/12/8 Mon.
修正 2003/12/9 Tue.
プレイ感想記 2003/11/29 Sat. 最初の1週間だけ進める。いきなりヒロインに殺される主人公も悲惨。でもそのおかげで スフィーが小さくなったのだからよしとすべきか。ゲームの進行はWA、こみパから続く 一週間の予定を決めながら行うお馴染みのもの。ただパラメーターが少々複雑になって いますが。こみパの時みたいに店の売上で攻略出来る出来ないが決まらないと思うので、 まずは単にクリアーを目指していこうかなと。余裕があれば骨董品やパラメーターを 極めたい。まずは幼馴染の結花を攻略していこうと思います。 11/30 Sun. 10月まで終了。残り2ヶ月。パラメーターの上がり具合が、コマンドによっては下がる のもあるので全体的に上げるのは面倒くさそう。まぁ、経営の方は大分慣れてきましたが。 結花との会話がとにかく面白い。幼馴染の関係だから、お互い阿吽の呼吸でふざけあい 掛けあい罵りあい、全体的に短い日常会話シーンや(まだ終盤ではないからか)少ない イベントシーンも楽しく見られます。結花のまな板のネタだけで、よくまぁこれだけ 飽きずに話を広げられるものです。でも、そこは幼馴染。お約束として結花は主人公に 好意を持っているわけですが、序盤はそれを感じさせず徐々に時々恥ずかしがったり 照れたり、プールのイベントでは自分でも気付いていないのかスフィーに対して嫉妬して みたり、と結構可愛いところもあり。今のところ主人公は結花のことをまったく意識して いないようなので、どうやって気持ちが傾いていくのか期待。 12/1 Mon. 結花クリアー。攻略シーンが薄すぎるぞ〜。Leafは大体標準ぐらいなのに期待外しました。 伝説の元祖「ズン」と「パン」を見られたからいいか。これだけで画面を埋め尽くすのは ギャグでしょうか。ストーリーはくっつくまでは文句なし。自分の居場所を取られると 危機感を持った結花が、スフィーに対して強く当たるシーンは私の中でもかなりのイチ オシ。正に幼馴染としての、健太郎を一番知っているのは自分という自負と、健太郎の 隣に居たのはずっと私という感情が爆発。直接のきっかけは前日の通りで2人が腕を組ん でいるのを見かけたことだけど、それまでに少しずつ伏線はあったし(プールイベントとか 見かけたときも最近〜と思うようになったとモノローグがあるし)、何より結花の性格が 典型的な幼馴染なので何を思って健太郎と接し隣にいるスフィーを見てきたか、喫茶店 での気持ちの吐露はわかりやすかった。お約束なネタでもきちんと積み上げれば形に なりますからな〜。その後の気持ちの整理がついてから健太郎への告白、今ここで返事を 聞くとどっちの答えでも泣いてしまうから健太郎の気持ちの整理が出来てから聞かせて、 という今までありそうでなかったシチュエーションで、もう大盛り上がり。最近変に 幼馴染のキャラを作る傾向があるけど、普通にやれば十二分に魅力的になると結花を見て 再認識。まぁ、べた褒めはこれくらいにして、問題はくっついた後。確か同じLeaf作品の WAやこみパでもそうだった気がするのだけど、恋人関係になっても日常会話シーンが恋人 の雰囲気でやってくれないんだよね〜。これは本当に違和感があります。せっかく恋人 同志になれたのに君たち話すのいつもと変わらないではないですか。少しは意識して くれ〜。それに恋人になってからのイベントがもうスフィー達とのお別れイベントしか 残されていないのはどうなのよ。それとエピローグ。結花のシナリオなのにスフィーが 持っていったのはどうも引っかかります。エピローグ自体は非常に良かったので尚更。 何にせよ、スフィーを見ると結花が心に自分ではわからない痛みを感じる辺りから恋人 関係になるまでの展開は素晴らしいものでした。 12/2 Tue. リアンクリアー。今回も攻略シーンは擬音で楽しむ。だけど本当に勿体無いな〜。一つに なる過程がすごく自然なのにどうしてこんなに薄いのだろう。ホテルでシャワー上がり の後というシチューは、漫画が媒体だと良く見かけますが、意外と純愛ゲーだと見かけ ませんね。大体は主人公かその攻略キャラの部屋でというのが多いから。そういう意味で そこに至る雰囲気はとてもよかったです。ストーリーは極々平凡。リアンの方は主人公が リアンを意識しだした頃と同じくらいに好意を持ち始めていて、主人公の方から気持ちを 不意打ちで告白、実はリアンも、という展開。そのままハッピーエンドとはいかず、 帰還するのは嫌だからみんなで何とかしてどうにか残ることが出来る。攻略を見ながら やっているのもあるのだろうけど、ほとんど先が読める話でした。が、リアンがめちゃ くちゃ可愛いので問題なし。スフィーとはまた違った魅力がありますな〜。奥手だけど、 言うべき時はしっかりと言う芯の強い娘。きっぱりと言う感じではなく、おどおどしたり なかなか自分の考えを言わなかったりしても、会話を聞いているときちんと自分の意思が 相手に伝わっているという感じ。ネコ化イベントよりもフリマ後の公園での主人公からの 不意打ちやボウリング、ホテルとデートイベントの方が好印象。恥ずかしがったり照れ たりして、顔が赤くなって左下斜45°にうつむく表情が最高〜。 12/3 Wed. なつみクリアー。やばいな〜、マジ惚れしそうです。リアンとはまた別次元の可愛さを 持っています。攻略シーンは、一粒で二度おいしい、というやつでしょうか。たった一回 限りしか使えない技ですが大満足。本音を言いたいのにそれを言うのは恥ずかしいと 思っていたら、ココロが言ってしまい(まぁ彼女が本音なのだから当然といえば当然なの だけど)余計恥ずかしがってしまうのを見ると気持ちが昂ぶらずにはいられません。言葉 いじめは楽しいということで。ストーリーはテーマ自体は好きな部類ですが、これは感想 を述べるのが非常に難しいです。その特有の生い立ちにより本音の部分が勝手に無意識に 力を持つ、なつみちゃんはそれに(自分のことだから)気付いているのだけど気付いていない。どうしたらいいか本当はわかっていたのに非常識なことはそれまでの人生経験により認め られない。大事なものを失ったのは実は自分が原因なのに認める勇気がなかった。自分ともう1人の自分との葛藤。まぁ、正直になることが一番ということで。それよりもなつみ ちゃんのキャラクターが最高です。流石に一目ぼれとまではいきませんでしたが、初めて 五月雨堂にやってきたときからもう好きです。骨董品を見る横顔とか、少し流し目で シニカルな笑みを浮かべる表情(健太郎風に言うと寂しさが押し込まれているような笑顔) とか、学生なのにとても落ち着いているところとか、その落ち着きぶりからは想像も つかないほど独占欲が強く嫉妬深くまだ少女のような部分を持っているところとか。 しかもこの今挙げた魅力は、彼女の生い立ちがきちんと関係してバックボーンとなって 裏付けられていますし。彼女が言った、こういう流れから始まる関係もいいよね、という セリフは印象的。別に好きと言い合って両思いになるところから恋人になるわけではない。 彼女らしい大人びた(?)言葉。しかしそれは大事なものを失った寂しさを埋める為に居心地 のいい居場所を健太郎に求めただけであった。ただ、だからこそその後の展開で健太郎が、まだ俺たち好きとも言っていない、というセリフが効いてくるわけで。まだ気持ちが好き なのかわからないけど、真正面に相手の気持ちを受けて止めて考える。こういう主人公は 好きだな〜。いつもの不満としては事件も一件落着して、きちんと付き合いだしてからの ラブラブがあまり見られなかったこと。それと、もう少しスフィーとリアンによる魔法 修行を見てみたかったなぁ。最初教えてもらう時にはどういう会話をしたのかとか。 それとやはり結花の健太郎と付き合うなつみちゃんに対する反応と、無意識とはいえ 傷つけてしまったなつみちゃんの結花の反応もまた見たかったなぁ。想像するだけでも よろしいのですが。エピローグは普通にホロリと来る話。どこの世界にいても母と子の 再会は感動的。 12/4 Thu. みどりさん進行中。クリアーしようと思ったのですが、予想以上に難易度が高くて 区切りのいい1000万円を貯めたところで時間も無いので一旦止める。攻略を見ながら やっていても、条件をクリアーするのにランダム要素が絡んでくるので、セーブ&ロードの 繰り返し作業。そういえばWAで弥生さんを攻略するときも、会えるまで同じ週を何度も 繰り返したのを思い出しました。健太郎がみどりさんを憧れから真剣に好きという気持ち になったのは、まだわかるとしてもみどりさんはどうして健太郎のことを気にしていたの だろう。勿論、何故好きなのかは教えてもらったけど、そんなそぶりがまったく見られ なかったから、実は気になっていましたと言われてもピンと来ない。まぁ、後1ヶ月残って いるので、何かしらの事実は出てくるかも。 12/5 Fri. みどりさんクリアー。特に健太郎を気になりだした理由は言ってくれませんでした。 今までクリアーしてきた3人と比べると少しキャラの印象は弱いかな。イベントも少ない こともあるし、経営の方に力を入れなければならなかったので仕方ないかも。ストーリー はお嬢様キャラと付き合うためにはほぼ必ず通りそうな展開。The主人公VS親父。まぁ、 認めてもらう条件が経営面ということ以外は至って普通だったということです。みどり さんが終わった後はそのままスフィーのレベル4を攻略。私は初めこちらがトゥルーだと 思っていた(元々の体型はレベル4状態なのだし、当初の目的がスフィーの魔力を回復 させて健太郎にエネルギーを供給しなくてもいいようにすることだったから、体が戻って からさぁ本番だという展開を考えていました)ので最後にやろうとしていたのですが、攻略 を見るとどうやら違うことがわかり初めに持ってくる。何でしょうかこのやっつけ仕事 みたいな展開は。イベントらしいイベントが少なすぎますよ。下手するとプールと初めて キスしたときと攻略イベントだけではないでしょうか。確かに健太郎とスフィーは毎日 同じ屋根の下で暮らしているのだから見えないところで仲良くやっていくうちに恋愛感情 が芽生え、お互い意識しつつもそれが結実したのが帰還2週間前ということも考えられ ますが、それでも唐突感が否めない。そのため攻略シーンもイマイチ盛り上がれず。 絵だけを見れば中々いいものでも、感情的に気持ちが乗ってきません。これは攻略中の テキストにも関係しているのですが。他のレベルに期待。 12/6 Sat. レベル2,3クリアー。ストーリーの展開はほとんど変わらず。が、レベル4の時と違い、 シチューが美味かったのでよし。前回、ストーリー展開が唐突だから攻略中に盛り上が らないと述べましたが、とうやらあれは間違いだったようで、単にレベル4状態での シチューが薄かっただけのようです。レベル3は一回戦目はシロップを使ったりして 良かったのに、2回戦目がいつもの調子になってしまい勿体無い。一回戦目を見て思うのは、 やはり攻略中のコミュニケーションは大切ですよ。声有りゲームなら2回戦目(他のキャラ もそうだけど)のような会話無しでただ主人公の求めに相手が声をだしているだけでも いいですが、この攻略テキストで声無しだと正直傍観するしかないので、多分これが盛り 上がりにくい原因かと。絵はとても良いのですが。レベル2はもうその存在自体が凶悪。 テキスト云々関係なかったですね。スフィー最高〜ということで。 12/7 Sun. レベル1クリアー。攻略出来ないとは、レベル4よりもふざけていますよ。EDに歌は 入っているのにエピローグはなし。やっていられません。21歳だと言っているのだし、 レベル2の体型で攻略可能なら別に支障はないではないですか。確かに「ズン」と「パン」 だけでメッセージ欄を埋め尽くされるのは萎えますが、それでも攻略出来ないよりはマシ です。レベル1固有のイベントがスフィーらしい無邪気な面が良く出ているものだったし、 ラストの、これからもずっと一緒に居られるね、というスフィーの笑顔が可愛すぎるから 余計に悔やまれる。結局、どうしてスフィーと健太郎が初めて出会ったときに、お互い 初めてのような気がしないと感じたのか、スフィーの長い髪の毛はどうして切ってはいけ ないのか、その辺の謎はわからずじまいですか。 |