概要
メーカー RAM キャラ別感想
□リリカ
□シアン
□フェイユン
□ルゥ
□シャオ まとめ お気に入りのキャラは選ぶのが難しいですね。先生がそうだったように、普通に読んで いるとみんなを好きになるような展開だったので。シナリオだったらフェイユン以外全員 良かったのですが。フェイユンシナリオも悪くは無いですけど他と比べてしまうと少し ダウンしてしまうかな。とにかく終始みんなとの会話や掛け合いが楽しかったです。 ギャグで笑わせてくるのではなく、日常の積み重ねとキャラの個性を普通に出すだけで 自然と笑みをこぼれさせるものなので、飽きやダレるといったものがまったくありません でした。やはり、ヒロイン同士が絡むと楽しくなりますね。プレイ感想記の初めの方で Milkywayの二の舞になりはしないかと不安になっていましたがどうやら杞憂だったよう です。個別ルートも十分に長いものでしたし、どれも(細かいことを気にしなければ)全体的 にいい話と感じられるものでした。ただ不満点もあります。一つはシチューが薄いor攻略 すら出来ないキャラが存在すること。CGは良いのですが、アニメーションがそれと比べて しまうとどうしても見劣りしてしまうので、同時に使われると違和感がありました。後、 主人公頑張るのが早すぎです。それと、美少女ゲームは出て来る女性キャラクターは全員 攻略出来るというのが、私が考える前提条件なので、いくらなんでも攻略可なのが5人の うち3人てのは少ないでしょう。ルゥは外見的に無理だったとしても、シャオはなんと しても攻略出来るようにしてほしかったなぁ。もう一つの不満点が、くっつくまでの恋愛 関係が少しあっさりしすぎていたかな。終盤まではみんなと一緒にワイワイする展開だし、 選択肢も誰かをストーキングするものでもないので、どうしても先生→弟子もしくは弟子 →先生の関係が見えにくく、いきなり告白という印象が強かったです。勿論、誰よりに なっていればきちんと伏線は張ってありますが。主人公から自分の気持ちが誰に向かって いるのか気付いて打ち明けたのはリリカとシアンだけだからな〜。フェイユンもそうと いえばそうだけど、素性の説明はあちらからだったし、ルゥやシャオに関しては告白され てから主人公が自分の気持ちに気付くというもので、どうしても主人公がそこまで彼女 らのことを思っているのかが弱かったです。確かに、1年も一緒に過ごしている事実が既に 答えとなっているのはわかっているのですが、それでももう少し表面的に出て欲しかった かな。題名が「恋ごころ」というのを考えればこれで良かったのかもしれないけど。ああ、 西の災厄は本当に一つのきっかけにしか過ぎないことにしたのは正直ビックリしました。 絶対誰かのシナリオで事件の真相がわかると思っていたので。あくまで、先生と弟子達 との交流に力を入れていたのには感服。何だかプレイしていて、ビ・ヨンドに通ずる雰囲気 を感じました。似ているというのではなく、このみんなでワイワイする楽しさとかシナ リオのしんみり具合を懐かしく思い出させる感覚がね。全体的に見ると、キャラの作りが 丁寧でうまくまとめているな〜、という印象。個別の終盤のシナリオも感動できるもの なのですが、露骨にお涙頂戴というわけでなく、こう涙は出ないのだけど出る一歩手前の 状態になるその匙加減が絶妙でした。言葉では言い表されませんな。キャラ別感想も もっと思うところを書きたいのですが書けなかったのですよ。どちらかというと、この ゲーム全体で感じられることの方が多いので。つまり、凄く漠然とした言い方ですが、 とても感動するものでもなく、とても泣けるものでなもなく、とても面白い・楽しいもの でもなく(いや勿論感動しますし涙腺は緩みますし面白楽しいですよ。ただそこまで極端に いくものではないということです)、プレイし終わった後に、ああ一ついい物語を見終わっ たな〜、という自然に心に余韻が残るようなゲームでした。
2004/2/9 Mon.
プレイ感想記 2004/1/27 Tue. 初めの選択肢が出るまで進める。3日しか経っていませんが、テンポが良いし内容も面白い ので、弟子達との会話は見ていると楽しくなりますな。主人公のが早くて可愛いものだと 誤解されてからかわれるやりとりは自然と笑える展開。とりあえず初めは本当に人類なの か疑わしいフェイユンから攻略していこうかなと。 1/28 Wed. まだ共通ルート進行中。シアンが実は死人だったというところまで行きました。基本的な 感想は前回と同じです。自然と笑いを誘う会話が多すぎるでもなく少なすぎるでもなく、 ダレがこない程度にあります。メイファを2回ほど攻略できましたが、この分だとヒロ イン達のシチューはあまり期待しない方が良さそう。ストーリーでどう盛り上がりを見せ てくれるかに掛かってくるかな。 1/29 Thu. まだ共通ルート。まぁ、この頃1日1時間しかやっていないから当然と言えば当然。でも、 攻略ページを見る限りそろそろ個別に入るかな。フェイユンの中も見れたことだし。 アジトを潰したのは誰なのか、とか、リリカが強さを求めることに執着するのは何故か、 とか、シャオはどうして神出鬼没なのか、とか、ルゥはどうしていつも主人公の後ろを くっついてくるのか、とか気になるところが一杯。誰と話すことになっても笑いがとれる というのも珍しい。 1/31 Sat. 攻略ページに書いてあった前半、後半という区切りはこのことか。この作品2部構成 だったのね。予想以上に長いようです。長いとはいえ、ヒロインを攻略するまで何も ないわけでなく、丁度よい時期に適当な攻略シーンが入るのがだれないようにはなって います。ただ、無いよりは確かにマシなのですが、それでも短いし薄味なのがネック。 ようやく2部に入った所でやめました。個別ルートは多分これからだろうな〜。メイファ を殺すところは結構主人公の苦悩な心情がうまく出ていましたな〜。 2/1 Sun. 一年でここまで強くなるものですか。ここまで進めて思ったのですが、もしかしてこの ゲーム、共通ルートがほとんどで最後のほうに個別ルートが少し分岐する程度なのかなぁ。 何度も言うようにみんなとの掛け合いはとても楽しいのだけど、2周目に行く時ほとんど 既読スキップが適用できたら寂しいな〜。何となくMilkywayの二の舞になりそうで不安 になってきました。 2/2 Mon. ストーリーもそろそろ動き始めているかな。ミールゥがやられてルゥが強くなることを 意識し始めたり、フェイユンが失踪したり、ファンファンが危うくやられそうになったり。 2/5 Thu.
フェイユンクリアー。彼女に対してはほとんど恋愛感情というより遊び相手という印象が
強かったので、どうしても攻略できたという達成感がないのだよな〜。予想通りかなり
最後の方まで共通ルートが続きましたね。毎日の修行が楽しい雰囲気なので飽きは来ない
のですが、その分個別ルートの急展開は少し残念。確かにフェイユンの正体はある程度
本編中でも伏線は張っていましたが、それでも主人公から思い出すことはありませんで
したし、確実にわかったのはフェイユンの口から直接説明してからだしなぁ。せめて
もう少し普段の口調や突飛な行動が素に戻ったり地が出たりしてインパクトを与えて
欲しかったかな。着ぐるみの中身だけというのはちょっとね。まぁ、フェイユンなりの
照れ隠しなのか愛情表現だったのか、それとも主人公に気付いてもらおうとしていた
行動だったのか。腐獣・腐人の軍団を退けるシーンも、それまで弟子達を導師に育てる
目的から考えればこのゲーム最大の見せ場のはずなのに、やけにあっさりでやや拍子抜け。
まぁ、このイベントは多分他の誰かで関わってきそうだけど。このイベント後に
フェイユンを除くみんなが道場を出て行って、そしてようやく気持ちを確かめ合っても、
どうも成り行きにしか見えないのでイマイチ。肝心の攻略シーンも急にアニメーションが
挿入されるし、声は出ていても口は動いていないからすごい違和感がありました。しかも
最後の余韻を楽しむ暇も無く邪魔されてしまったしなぁ。エピローグも逃亡生活は続く、
みたいな終わり方でどうも締まらない。いや逆か。フェイユンというキャラクターを考え
れば妥当なのかな。あの着ぐるみのデザインの意味を知ったときは少し感動しました。
フェイユンも普通の女の子だったのだなと。 2/6 Fri. リリカクリアー。しまったな〜、こちらを先にクリアーしておいたほうが良かったかも。 前回の感想で共通ルートが長く、個別ルートが急展開と書きましたが、どうやら私が 気付かなかっただけでもう少し早く個別ルートに入っていたようです。毎日修行を しているから境目がわからなかった。リリカの場合はユンを育てるというイベントが あったからすぐにわかったけど。でも、フェイユンのときと違って攻略する過程は じっくりやっていました。主人公との関係がずっと続いていたのには驚きましたが。 フェイユンの時も思ったけど、くっつくのが急に感じたとはいえ、実際には1年間経過 しているわけだから、それだけ長い期間ずっと一緒にいれば自然と様々な感情は生まれる のだよな〜。複数回攻略出来て満足な上に、一回一回二人の心情がきちんと変化している のがいいですな。アニメーションも今回は中途半端に入ってこず、一つのシチューとして 初めから最後まで一貫してやってくれたので違和感はなし。物語は、凄い感動したという より見終わった後、ああいい話だったなぁ、と素直に思えるもの。ただ、リリカにとって の強さの意味を求める最大の見所だったギレイとの戦いが、少しあっさりしすぎていた 気もします。まぁ、その後の告白イベントの方が衝撃的だったわけだけど。10年も我慢 した律儀な主人公がリリカを助けに表れた場面はベタではありますがしびれました。 そして10年経っても二人の想いは変わらず寧ろ強まっていて、主人公が同じセリフを 言うやり取りがかなりもう本当に直球で見ていてすがすがしかったな〜。 2/7 Sat. シアンクリアー。うむ、やはりいい話だなぁ。どうして他のルートだとギレイはシアンを 使わないのだろうか、とか、感覚がないはずなのに感じることが出来るのは何故か、とか 突っ込みどころがありますが。後者は愛の為せる技と思えばよろしいかな。蘇生の術が 成功して甦った後に頬の紋章らしきものがしっかりと消えているのが目に付きます。攻略 シーンは相変わらず短くて薄いですね。リバース96は結構アングルが良かったですけど。 ギレイを倒す時に白虎の呪符を使ったのは、以前にシアンの前で使った伏線を生かした いい演出だと思いました。 2/9 Mon.
ルゥ、シャオクリアー。まずはルゥの方から。頼むから攻略させて。弟子たちの中で一番
の経験者なのだし、攻略させてくれたっていいではないですか。ルゥもやる気満々だった
のだから、BADEND直行でもいいから選択肢として攻略するようして欲しかった。
マムシイベントで我慢するしかないのが悲しい。せっかくルゥが過去のことを話して
想いを全てぶつけてきたのに、何も出来ないとは何事ですか。いや、主人公の心情も
わかるけど。それだけでその後にルゥが屋敷を出ていったのを見るとやるせないなぁ。
ルゥが先生を好きになる理由は他の弟子達と同様に充分あったけど、先生がルゥを好きに
なる過程はルゥが迫ってくるまではっきりとはなかったからな〜。それか、攻略しようと
してもやはりそう簡単には、ルゥの心の傷により、拒まれてその後じっくり癒していく
過程でもよかったなぁ。ルゥの過去は流石に驚きましたけどね。実はリリカより導士に
なる(隠れた)動機がいけないことだったりするし。エンディングはもう完全にお約束。転生
した二人が出会ったときに思い出す仕掛けというのは、前世での想い出を見てきたから
こそ感動的になります。 |