歌月十夜
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概要

サークル TYPE-MOON
発売日 2003/4/
原画 武内崇
シナリオ 奈須きのこ
CAST なし

 

キャラ別感想

□レン
本番よりもアシズリャー、酢又の方が楽しかったという。

□瀬尾アキラ
レンよりも寧ろこちらを攻略したい。

 

まとめ

ファンディスクにしてはボリュームがありましたね〜。正直トワイライトムーン編よりも 夢十夜のほうが面白かった。トワイライトは選択肢が多すぎるし少し無駄に長すぎた きらいがありました。夢十夜は各話が30分から1時間程度で終わる短編ものの集まり だったので長さも面白さも適度でした。ただ、トワイライトを先にプレイしていたから 夢十夜が楽しめたと思います。歌月十夜をプレイしてから琥珀さんの評価がやけに上がり ました。他のキャラはまったく変化なしなのに。トワイライト編では自分でこんな役柄 ばかりだと半ばやけくそでしたが私はそうは思わず、写真の話だけで充分いいところを 持っていった気がします。夢十夜も琥珀さん中心話では然り。逆に私のお気に入りの先輩 はギャグキャラ、損な役回りを一身に引き受けていましたな。文化祭で劇が没ったことと かカレー店での話とか一杯笑わせてもらいました。

 

2003/11/23 Sun.

 

プレイ感想記

2003/11/15 Sat.

とりあえず繰り返し中。先輩と化け猫の戦いや、先輩と妹のお弁当バトルなど笑い所も ありますな。翡翠とイチャイチャしていると、必ずと言っていいほど秋葉か琥珀さんが 邪魔してくるので、あともう一歩踏み込めなくて残念。学校に行くほうの選択肢は あらかた潰し、志貴がネコになったり鍵を一個手に入れたり、隣町に飯を食べに行ったら 世界の果てに飲み込まれたりして、まだまだ前途多難か。ヘルプを見ると同じ選択肢でも それまでに獲得したポイントによって結果が違うらしいから、まずは全ての選択肢を試し ていきたいと思います。

 

11/16 Sun.

ようやく目を覚ます。実は目を覚まさなければいけないのはレンだったわけだけど、物語 が夢の中とわかった時点でどんなことが起こっても不思議ではないので特に驚かず。 クリアーしてもCGはまだ半分以上埋まっていません。流石に自力でコンプするのは 面倒くさいので攻略を見ながらいきたいと思います。まだ夢十夜というのも残っているし、 怪談話は聞けないし、鍵のその2は何処にあるかわからないし、琥珀さんのクイズは解け ないし。

 

11/17 Mon.

何だ、レンは攻略できたのか。前回はどうやら好感度が足りなかったようです。仕方が 無いので最初からやり直し。攻略シーンは、う〜んどうでしょう。正直淫夢の方が良か ったなぁ。本番シーンは、CGは確かに本編より綺麗なのだけど、テキスト表現がアルクの 時とそれほど変わっていないのが何とも。何でしょう、人外を攻略するのは志貴君に とってはそれほど凄い衝撃を受けるのでしょうか。いや、モノローグでそう語っている のですが。淫夢のように本番一歩手前のシーンの方が興奮できる私の方が間違っているの かな。夢十夜の方は、知得留先生の話と秋葉トゥルーの後日談まで進む。知得留先生話は もう完全にロア助とネロ造の独壇場。君たち既に教室に存在することが場違い。秋葉 後日談は、秋葉に命を戻した後どうして志貴がいなかったのかが判明。先輩のおかげ でしたか。それにしても志貴の前での秋葉の態度は、あれでもかなり柔らかかった方 なのね。普段の学校生活が見られて貴重でした。

 

11/18 Tue.

アルクの過去話(なのか?)、志貴の父親と紅赤朱の話、有彦とななこの話、を見終わる。 アルクの話はロアの意識も混ざっていて、目の前のアルクはアルクだけどアルクでは なくて、朱い月だとか言うしはっきりいってまったく話がわからず。志貴の親父さんの 話は、志貴が遠野家に来る前の話なので本編の補完的な意味もあり楽しむ。遠野家の襲撃 と志貴が紅赤朱を見たのは同じ時だったのね。確か、紅赤朱のことは本編の琥珀さん ルートで志貴が思い出していたけど、てっきり紅赤朱という化け物がいるのかと思って いました。まぁ、また勘違いをしていただけで、人のまま魔になる、でしたか、憑かれる ことを言うのね。そうだよな〜、秋葉もなりかけていたわけだし。すっかり忘れてい ました。これで、どうしてトワイライトムーンで志貴が軋間の名前を知っていたのか わかる。にしても、その軋間と志貴の親父さんとに因縁があったとはな〜。本当に予想外 の人の繋がりが多いですこのゲーム。 有彦とななこの話はそれ自体がメインではなくて、ななこを 介してどうして志貴と友達になったのかを話すのがメイン。有彦の視点から物語が進む というのも新鮮。中々いい話でした。有彦が志貴のことを本気で一目置いていたわけで、 既にそんな小さい頃から、この2人は今の関係を築けるほど近い存在だったからか。 実は有彦は凄い奴だったのだな〜。ラーメンを食べるシーンで志貴が有彦に対して感謝の 気持ちを思っていたけど、この話を聞いているとわかる気がします。

 

11/20 Thu.

妹切草、タナトスの花を見終わる。妹切草は元ネタを知っていればもっと楽しめたの だろうな〜、と少し後悔。驚いた時の効果音がお馴染みのもので笑ってしまいました。 翡翠の表に出たい気持ちもわからないではないけど、やはり今回の翡翠は彼女のキャラ ではなかったね。いくらなんでも壊しすぎ。タナトスの花の方は、翡翠、琥珀さん個別に 攻略したときは、本編の使いまわしや二人とも同じ構図のCGで正直拍子抜けしたの ですが、本編では出来なかった姉妹丼が出来たので満足。そうですよ〜、双子の姉妹と 言ったら丼ものが出てこないと詐欺です。そういう意味でこのゲームは本当にファン ディスクなんだな〜、と思う。このおかげで、2人の評価がグンっとアップ。琥珀さんの、 遊びの時はテクニシャンなのに、真剣に向き合うと人が変わったように可愛くなる性格が 良い。翡翠との同時攻略でも、ずっと翡翠にいじわるしていたのに、志貴が乗り出して きたときには実は自分も準備OKなのも燃える。サンドウィッチは格別の味でした。 欲を言えば、間を通るだけでなく交互に収納して欲しかったかな。ただ、気になった点は 絵が本編の時より魅力を感じられなくっていることと、CGの塗りが綺麗すぎて煽情的で なかったこと。これらのせいで幾分か(でもないか、ビジュアル面は真っ先に目に飛び込ん でくる情報だし)は卑猥さが感じられず冷めてしまったのも事実。それでも「2人を攻略して いる」と意識していることと、3人のやりとりのテキストだけで充分すぎるほどでした。

 

11/21 Fri.

翡翠ちゃん反転衝動、遠野家のコン・ゲームを見終わる。反転衝動の話は妹切草と同様、 翡翠のキャラを逸脱しすぎているような。まぁ、そこを楽しむ話なのですが。いくら翡翠 が頑張っても琥珀さんにはなれないぞ、と。鬼ごっこの話は良かったです。こういう オールスターでのどんちゃん騒ぎは好きなので。何度も言っていますが、ネロは日常 シーンに出てくるだけで、それだけでギャグです。話さなくてもそこに「いる」だけで 笑ってしまいます。今回の話で琥珀さんの評価がまた上がりましたな〜。最初の外での 昼食会で、みんなと昔遊べなかったから思い出話が出来ない流れから、最後に一番の宝物 としてみんなと遊んだ思い出を作れたことを挙げる琥珀さんの笑顔で終わられた日には もうどうしたいいのでしょうか。

 

11/22 Sat.

黎明、夏祭り、酔夢月を見終わる。黎明、酔夢月共に奈須さんのシナリオではないよう ですが、とてもうまくまとまっていると思いました。黎明は志貴がネロ戦で傷ついたのを アルクが直した状況をうまい具合に膨らましていたし、酔夢月は何よりシキがかっこ よすぎる。志貴の都合のいい夢だろうが、現れたシキが本物だったようだし、それを 抜きにしても互いに過去を懐かしみ、お互いの罪に涙し、何よりもう決して出来なかった はずのこの和やかと言うのか有彦と話している時よりもさらに自然とわかり合って会話が 成立する、その会話の内容も含めてやばいくらいにジーンと来ました。志貴が目を覚ま した後に、心の奥から湧いてくる言葉に動かされて各ヒロイン5人に言葉をかける フォローの流れがまた何ともいえないよさでした。夏祭りは完全におまけですね。 祭りは楽しいけどその瞬間は永遠ではない、このゲームがファンディスクだということと 引っ掛けているのかな。

 

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